長年の研究の成果をまとめると、卑南遺跡の特殊性は以下のようになります。
(一) 発掘面積は1万㎡に及び、台湾の考古学史上最大である。
(二) 1,600基近い石棺や20,000点を越える土器・石器などの歴史的遺物、その出土数は台湾の遺跡の中では最多。
(三) 出土した玉装飾品の様式や数量において台湾の遺跡の中では最多。
(四) 台湾最大規模の先史遺跡、中心部分の面積は20~30ヘクタール、広義での遺跡の面積は80~100ヘクタール。
(五) 台湾の考古学史上最も完全な形の集落形態の遺跡。
(六) 環太平洋および東南アジアにおいて最も規模の大きい石棺墓群。
行政院文建会は2002年から積極的に台湾の世界遺産候補となりえるものを探し、評価してきましたが、卑南遺跡は初回に選考されたリストの中の11の場所の一つであり、唯一の遺跡です。初回選考では、卑南遺跡・棲蘭山檜林・太魯閣国家公園(国立公園)・阿里山森林鉄道の4つは明確かつ特殊な価値を持っていることから、最も可能性のあるグループ1にリストされました。
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